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ピルの種類について

ピルの種類について

ピルの種類は、ホルモンの含量・世代別・一相性・生産元などによって分けられており、下記の通りたくさんの種類が存在します。
専門医による診察を行い、患者さんにとってどの種類の薬が適しているかを判断し、処方します。

ホルモン含量・・・ホルモンの含量により、超低用量ピル・低用量ピル・中用量ピル・緊急避妊薬(アフターピル)に分かれます。

世代別・・・プロゲステロンの種類と作られた順番により分かれます。それぞれ、第一世代(ノルエチステロンを含んだ、初めて製造・開発されたピル)、第二世代(レボノルゲストレルが含まれたピル)、第三世代(男性ホルモン(アンドロゲンとも呼ばれる)の活性化を防ぐ効果のあるピル)、第四世代(子宮内膜症や月経困難症の改善を目的として製造販売された特徴のあるピル)と呼びます。

相性別・・・低用量ピルは1シート単位でのホルモンの配合により分かれます。1シート21錠全ての成分が同じものを一相性と呼び、1週間ごとのホルモン量を変更しているものを三相性と呼びます。

超低用量ピル(30㎍以下)
ルナベルULD 第一世代 一相生
フリウェルULD 第一世代 一相性
ジェミーナ 第二世代 一相性
ヤーズ 第四世代 一相性
ヤーズフレックス 第四世代 一相性
低用量ピル(50㎍未満)
ルナベルUD 第一世代 一相性
フリウェルUD 第一世代 一相性
シンフェーズ 第一世代 三相性
トリキュラー 第二世代 三相性
ラベルフィーユ 第二世代 三相性
アンジュ 第二世代 三相性
マーベロン 第三世代 一相性
ファボワール 第三世代 一相性
中用量ピル(50㎍)
プラノバール
緊急避妊薬(アフターピル)
ノルレボ錠
レボノルゲストレル錠1

緊急避妊薬と中用量ピル(ヤッぺ法)の違い

緊急避妊とは、避妊をしないで性行為をした際や、コンドームが破けるなどの避妊の失敗があった時に妊娠を防止する方法です。
緊急避妊を行う方法として、性交後72時間以内に緊急避妊薬を飲むことにより排卵を抑制する、受精を妨げる、子宮への受精卵の着床を阻止するなどの効果が期待できます。
現在、緊急避妊薬を服用するのが一般的ですが、以前は副作用が強い中用量ピルの服用(ヤッぺ法)も幅広く行われておりました。
ヤッペ法・・・卵胞ホルモンと黄体ホルモンの成分を含むプラノバールを、性行為後72時間以内に2錠服用し、さらにその12時間後に2錠服用するという方法です。

当院では緊急避妊薬の処方となります。

>エコー検査の画像をリアルタイムで見る事が可能

エコー検査の画像をリアルタイムで見る事が可能

当院ではエコー検査のリアルタイム画像を対面のモニターに映すことで、患者さんにも検査内容をご理解いただけるよう努めています。医師の説明を聞きながら直接画像を確認していただけます。ご不明な点があれば、お気軽に医師にご質問ください。

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